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DOOM II ( リダイレクト:DOOM ) : ウィキペディア日本語版
DOOM[どぅーむ]

DOOM』(ドゥーム) は id Softwareによって開発されたコンピュータゲームで、ジャンルはファーストパーソン・シューティングゲーム (FPS) である。
FPSというジャンルを代表するゲームタイトルであり、その人気はその後のFPSに多くの影響を与え、オンラインゲームの発展にも寄与している。日本ではFPSという単語が知られていなかった時に、FPSはDOOM系と呼ばれていた。
またユーザによってDOOM WAD(現在で言うトータルコンバージョンMOD)と呼ばれる様々な拡張データの制作も行われ、1990年代中頃からはDOOMクローンと呼ばれる亜種も多数作られている。
第1作『DOOM』の成功から続編『DOOM II』(1994年)と『The Ultimate DOOM』(1995年)、『Master Levels for DOOM II』(1995年)、『Final DOOM』(1996年)等の拡張パックも発売され、また PC-DOS 以外の様々なプラットフォームへも移植された。さらに2004年にはゲームシステムを刷新した『DOOM3』が発売されている。
2007年8月よりシリーズ3作+各拡張版がsteamによるDL販売を開始。サイバーフロントが輸入代理店になっていたとはいえ、既に販売が終了していたDoom3を含め入手困難だった状況は解消された。このSteam版DOOM1&2(+拡張パック)はあえてMS-DOS版をエミュレーターを用いて起動させている。
『DOOM』は流血描写や銃撃シーンなどの暴力的な表現が問題視され、常に論争の的となってきたコンピュータゲームでもある。
== 概要 ==
『DOOM』は、プレイヤーキャラクターの一人称視点でゲーム進行し、そのほとんどが敵を撃ち殺すことに費やされるファーストパーソン・シューティングゲームであるが、単純なアクションゲーム然としたものではなく、秘密の部屋や隠されたアイテムを見つけたり、次のエリアに進むために鍵や遠隔操作の開閉装置を操作したりすることが必要となるアドベンチャーゲーム的な探索の要素も持っている。
ゲームは、チェーンソー散弾銃といった現実にある武器からBFG9000の様な架空の武器までを駆使して、ゾンビ化した軍人やインプバロン、サイバーデーモンなどの地獄悪魔達を倒していくものである。但しこれらの敵は数に頼った単純な攻撃しかせず、熟練したプレイヤーとなると敵の同士討ちを誘うように行動することも出来る。
また、スタンドアローンでの単独プレイの他に、ネットワークを利用した2~4人プレイ用のゲームモードがあり、協力プレイ「co-operative」モードと対戦プレイ「deathmatch」モードの二つを楽しむことができる。このマルチユーザ対戦は、id Software から発売された『Quake』シリーズによって FPS におけるスタンダードなものとなった。また、『3』をモチーフに実写版『DOOM』が完成。2005年10月に全米公開され初登場1位を飾った。日本では2006年4月1日に公開、2006年8月11日DVDが発売された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「DOOM」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Doom (1993 video game) 」があります。




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